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9月初め某所

中央線の外れの駅で3時間限定の愛の瀬。
朝8時半に合流した二人は、まだ新しいらしいレンタルルームへ。

不慣れで態度の悪い店員に、喫煙の部屋だと2,000円増しと言われ渋々了承。
通された部屋は磔もあるSMルームだった。
二人にそんな趣味はない。今のところ。

カバンを下ろすまでもなく二人は抱き合いキス。
すでにドーピングしているぼくのペニスは勃起し始める。
服の上からお互いの性感帯、乳首を刺激する。
彼女はパンツが汚れるのを心配し早々に全裸に。
ぼくも合わせて服を脱ぐ。

彼女はボクサーパンツの上からはっきりわかるぼくの勃起を少し嬉しそうに触り、そして脱がした。
全裸の二人はまた抱き合いキスをしながら、ベッドのようなマットの上に倒れこんだ。

いつもより短めの前戯で彼女は挿れてと言う。
ぼくはそれに従い最初から正常位で挿入した。

充分すぎるほど濡れている彼女のそれに、
味わうようにいろんな角度で擦り続ける。
彼女はその間二回ほどイクと言ってイった。
三度めに合わせてぼくも彼女のお腹の上に果てた。

離れた後、必ず彼女はぼくのペニスを口に含む。
ドーピングしているぼくのペニスは勃起状態のままだ。
物欲しそうにしている彼女に、「もっとしたいんでしょ」と訊くと、
「うん」と答えた。

「このままもう一回挿れてみるか」とぼくは言い、また挿入した。
しばらくまたお互いの性器を味わい、そしてまた果てた。


抜かずの二発(続けて二回)なんて20歳の頃以来だ。
ドーピングしているとはいえ、まさか50を過ぎてできるとは思わなかった。
ぼくは彼女が好きなのだ。




by 6_pence | 2017-10-03 14:06 | シモ